ウェディングドレスだけじゃない花嫁の衣装

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白無垢結婚式での花嫁の衣装と言えば、まず純白のウェディングドレスを思い浮かべます。花嫁が純白のウェディングドレスを着るようになったのは、1840年に挙げられたイギリスのヴィクトリア女王の結婚式がきっかけと言われています。ヴィクトリア女王が結婚式で白いドレスを着用してから、花嫁の衣装として広まりました。また、日本では白を身に着けることで、「これからあなたの色に染まります」という意味を表すそうです。

純白のウェディングドレスのイメージが強いとはいえ、結婚式当日の花嫁の衣装には「カラードレス」もあります。ウェディングドレスとは異なり色のついたドレスを指しています。一般的には、お色直しのタイミングでウェディングドレスからカラードレスへと着替えます。

お色直しは日本独自の風習です。本来は和式の結婚式で、新婦が白無垢から色打掛に衣装を変えることを指していて、相手の家に染まることを意味していました。お色直しの風習は奈良時代にはすでに存在し、当時は3日間白無垢を着て、4日目にようやく色打掛に着替えられたそうです。この風習が簡略化され、今では披露宴の途中で衣装を変えるという形で受け継がれているのです。

カラードレスの選び方

pixta_1074344_S白一色のウェディングドレスとは異なり、カラードレスは色もデザインも豊富です。ドレス選びの時も、ウェディングドレスとはまた異なる楽しみがあるでしょう。例えば、結婚においてとても大きな意味を持つウェディングドレスは、どうしても自分で選びたいという女性が多いと思いますが、カラードレスはウェディングドレスよりも少し気楽に選べます。旦那さんになるパートナーの意見を取り入れて、普段の自分とは異なる雰囲気のドレスを選ぶのも楽しいでしょう。反対に、ウェディングドレスでは落ち着いたデザインにしたけど、本当はもっと派手なドレスのほうが好きだという方は、カラードレスで少し派手なデザインのものを着ることもできます。

花嫁の衣装はどこで探す?

ウェディングドレスやカラードレスは、一般的には結婚式場を決めた後に専門の衣装店で選びます。この時に試着もできるため、実際に着てみて一番良いと思える衣装を選べるといいですね。ドレスの試着ができるウェディングイベントも開催されているため、あわせて利用してみることをおすすめします。

今は衣装店を利用しなくても、結婚式場で豊富なラインナップのドレスを用意している場合もあります。郡山にあるオール・セインツ(https://www.all-saints.jp/)が一例です。専用のドレスルームがあり、ウェディングドレスやカラードレスだけではなく、タキシード、和装など、様々な衣装が用意されています。結婚式場でのレンタルなら、ドレスを搬入したり、管理したりする手間がかかりません。

どこで衣装を用意するにしても、一生に一度しか着る機会のないウェディングドレスやカラードレスです。費用との兼ね合いはあるにしても、時間をかけてもっとも気に入るものを選びましょう。

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