北海道のホテルモントレ札幌が、人気の結婚式場であるか否かは疑問視せざるを得ません。このホテルグループの母体は某消費者金融であることを知っている方は相当な情報通と思いますが、結婚式関連業界の方に言わせますと、その評判は決して褒められたものではありません。いわゆる、業者泣かせの協賛協力を相当に強要すると聞いています。北海道の結婚式全般に言える事として、通常は招待制が一般的ですが、北海道は何故か会費制が主流で、「一人〇千円から〇万円で〇〇人集めれば、ご両家ご負担金ゼロないしは〇〇は無料」と言った様式が多いのも特徴で、一見、大変合理的とも思われますが、屯田兵による北方開拓の血縁の薄さを象徴した名残とも言え、北海道の人は「金が無いから、結婚でもするべぇか」と言うのが、あながち冗談ではなく、そのため離婚率も高いといった傾向にあることは確かです。そういった環境から、会費制と言うものが主流になったと考えられますが、その発展と共に道内に展開された本州資本の会社の多くは、雇用促進と言う御旗の元、実際は金を吸い上げ、道内経済を活性化するような使い方はされていないと言っても過言ではありません。今後は増々、少子高齢化が進む中、北海道に限らず広大な土地と自然を有する各自治体をどのようにするかは、そこに住む人だけの問題ではなく日本人全体で考えなければいけない問題と言えるのではないでしょうか。